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久米島からのレポート

久米島からのレポート

 
2006年06月13日(火)
6月に入ってイルカが、漁港に入る事件が、
立て続けに起きています。

イルカやクジラが生きて、あるいは死んで海岸に座礁する
現象をストランディングというそうです。

どうして、ストランディングが起きるのかについては、
いくつかの説があり、ひとつの理由だけでは
説明できない様々な事例が世界中で起きています。


その説には、

(雑な海底地形や海洋条件
海洋汚染
5ぞ歉魴錣琉化
な畤者からの逃避
ヅ形海瞭琶
γ麓Уい陵陲
П造凌篠匹
┝隻
浅瀬でのエコロケーションの失敗
社会的関係(集団の個体数制限「間引き」)
人間によって与えられた障害

           東京大学海洋研究所編 海の生きもの100不思議より
           ストランディングについてはこちら

などがあげられています。

特に近年、△鉢が大きくクローズアップされ始めています。
しかし、他の要因については今でも起こりえることなので、
△鉢の要因との見極めがきわめて難しくなっています。
たとえば、久米島では以下の事例も考えられるので
様々な複合的要因の連鎖の解明が特に重要になると思うのです。

久米島の銭田漁港は最近、港を掘り下げる工事をしています。
外海からイノー(礁湖)へ繋がる水路が
この工事による地形的な条件と合わさったことで
イルカを迷い込ませる要因になっているのだとしたら
これからも、後を絶たないのではないかと
心配するダイバーもいます。



また、何年も続く赤土の流出と資源の乱獲が、
海洋資源の減少につながって
結果としてイルカを消耗させ、本来は進入しないはずの
イノー→航路→港湾へと、さらには
エコロケーションの失敗と合わさって
深追いを引き起こさせているのでは
と考える人もいます。



自然環境や野生動物との関わりは、
実に多くの人間社会とのつながりがあることに
気づかされます。
その複雑な絡み合いを、
解明し解決していく姿勢に対し、
その行為自体に疲れ果て、
あきらめていくことが賢い選択だと
思うことは、人間の性から考えれば何の不思議もありません。

しかし、早々と原因を決めつけてしまって、
幾度も現実と向き合い繰り返し考え続けることを
拒否することは、やはり賢い選択とは思えません。
確かにどこかで割り切って、いくらか折り合いをつけることは
必要なことですが、時代や地域性という限界はあったとしても、
原因究明と解決のための真摯な姿勢はなくしてはいけないと思います。


この小さな島で起きている異変に、繊細に考え対応することが
私達の時代に求められ、試されているのではないでしょうか。






本ページ「久米島からのレポート」掲載情報の著作権は、佐藤 直美氏に帰属します。
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しまんちゅレポーター

佐藤 直美
著者:佐藤 直美
久米島ホタルの会
事務局代表
◆久米島ホタルガイド
◆久米島ホタルの会
◆ホタルの国から

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