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久米島からのレポート

久米島からのレポート

 
2006年02月23日(木)

久米島の山水を引き込むチューブ(写真提供:佐藤文保)

山の中には幾筋ものチューブが引かれています。この中にサワヘビが侵入したら、長い間さまようことになります。この先には、サワヘビが生息できない貯水タンクや人工池、水溜、さらにその先には、畑や側溝、水路といった場所が待ち受けています。
引き込ませないようにしましょう。


キクザトサワヘビ(写真提供:佐藤文保)
 
久米島固有種。1990年からの2年間の調査でわずか5個体。農地草地の改良、赤土や農薬の大量流出水源地のチューブからの流出、密猟等が大きな脅威。


パネル展の終了後、3月1日(水)午後7時から
久米島町教育委員会主催によるキクザトサワヘビの学習会を
熱帯圏生物研究所の太田英利教授をお呼びして開催しました。



大変興味深い、数々の話の中に

いわゆる後進国といわれている国の自然環境が、
「この久米島や日本の地域よりもずっと悪化していて
キクザトサワヘビの近縁種も下手をすると
この久米島が最後の生息地かもしれない」
ということを言われたとき

このまま久米島の自然環境が悪化していっても
見知らぬ遠い国には、きっとすばらしい自然が残されていて
多くの生きもの達を育んでいるに違いないと
勝手に有らぬ妄想を抱いていた私は
愕然としてしまいました。

環境を保全することは、人々の生き方への警鐘を伴います。
それは、たくさんの確執を生み出し、とても簡単にはいきません
ここで生活することはもちろん、
そこを訪れることについても・・・。



太田先生をはじめとする多くの識者が
その貴重性や特異性を訴えるほど、
欲望に囚われた一部の人たちがやってきます。

諦めていたり、知らなかったりすれば、この「島の宝」は
総て無くなってしまうかもしれません.

緩みそうになっていた私の気持ちに「諦めてはいけない!」と 冷たいけれど新鮮な風を感じる、とても心地よく充実した学習会になりました。


リュウキュウマメヅタ

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しまんちゅレポーター

佐藤 直美
著者:佐藤 直美
久米島ホタルの会
事務局代表
◆久米島ホタルガイド
◆久米島ホタルの会
◆ホタルの国から

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