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阿嘉島からのレポート

阿嘉島からのレポート

阿嘉の海、そして世界の海にはまっている。
 
2006年05月07日(日)
大型連休の前は良く晴れて気持ちが良かったが、連休に入った途端曇り勝ちな空が続き、1日と2日はとうとう激しい雨に見舞われた。発達した前線が何度も通過して激雨激雷も経験する。3日には持ち直し3〜5日のGW後半は良い天気に恵まれた。しかし、7日にはまた雨となる。沖縄地方の梅雨入りであるけど、宣言した?

今年のGWは5日こどもの日に全員が帰ってしまったので、那覇へ家族サービスに行った。沖縄へ来て19年目にして初めて「那覇ハーリー」を見物。凄い人だったけど、迫力あった。
アメリカーも出てるんだよね。ドラゴンボート・レース2006なんてTシャツ揃えちゃってさ。
ハーリー競争は阿嘉島と伊江島のしか見たことなかったので、とても面白かった。
夜は船員会館屋上から花火見物をしたけど、「音と光の○○○」などと題してあったのでレーザーちっくな光や音楽が聞こえる所で見るのが正解だったみたい。でも、座間味村の花火とは比べ物にならないくらい充実していました。疲れたけど楽しかった。

で、GW中の海の話

●結構久しぶりにサクバルの深いところまで行ったら黄色いジョーが元気でやっていた。やや成長がうかがえて嬉しく思った。砂地の奥でワタジマ夫妻が激写しているので覗きに行ってみたらツマジロオコゼygだった。ところが、その夜見たツマジロオコゼの画像は明らかにツマジロオコゼygではない不明種でした。。。あぁ、なんてこったい!
  
●キンメモドキの稚魚が相当数湧いてきていますが、あまりにも小さく多いので泡粒にしか見えない。写真撮影には不向きだ。ビデオが良い感じです。
 
●ナデシコやニセナデシコ、アカホシなどのカクレエビやベンテンなどのコモンエビは腹に沢山の卵がある。カクレエビ系は薄いピンク色の卵でコモンエビの卵は緑色なの知ってましたか?これってウォッチングの基本ですね。

●エビも卵いっぱいだけど、イシモチたちの口の中も卵だらけ。キンセンイシモチの口の中も良いけれど、お勧めはリュウキュウヤライイシモチ。顔がちょっと恐ろしいけど、大型でとても見易い。

●浅い水深の藻場もすごく充実してきています。クサイロモウミウシやウサギモウミウシ、小野22に聞くしかないようなモウミウシもいたり、極小な白いイザリウオやコロダイ、アジアコショウダイの稚魚、ナガレモエビ達がたくさん見付かります。ディープなダイビングの後にはディ〜プな藻場が良い。でも、長過ぎちゃうのが欠点。

●オーウ島で潜ってたら2mくらいのカサタザメの仲間が突如現れて、深場へ去っていった。

●やっぱりピンテールラスはいなくなってしまったのか!最近探せないよぉ〜。ブルーアクシルも探せないけど・・・。ナカモトイロワケは探すぞぉ〜。

●クバ島の30mにハナゴンベ幼魚12mm程のが出現しています。可憐だぁ〜。

また来週。


バブルな住まい

バブルコーラルに棲んでいるのでバブルコーラルシュリンプと呼ばれているけど、正式な和名はまだない。学名はウィル・フィリッピネンシスと付いているので時間の問題。バブルコーラルは慶良間では潮通しの良いサンゴ礁から、やや内湾な環境まで普通に見られその9割方エビが棲んでいる。左が♀で白い卵を抱えている。

バブルな住まい


橙色の点々って目立つね

この素敵なウミウシはオオエラキヌハダウミウシ。白地に橙色の点々が良く海中で目立つので、いれば見つけられる。やや内湾で流れがややある砂礫。こんな素敵な模様ではあるが、他の後鰓類の体液を吸うらしい。あぁ、体液だなんて・・・。

橙色の点々って目立つね


青い目のネコ目

ヒメウツボって黄色いと思っているあなた。それは間違いです。茶色いのもいるんです。黄色から茶色くなるのもいます。でも共通点はブルーアイ。目が青くて、黒い線のような瞳が特徴のとても臆病なウツボで、見付けられた途端に奥のほうへ行ってしまうことが多く、ゆっくり観察出来難い種です。でもとても可愛いウツボですね。

青い目のネコ目

 
2006年05月14日(日)
毎日が夏のように暑い日が連続し、海もベタ凪が続いた。フィリッピン近海で発生した熱低が台風1号になり現在西へ20km/hで進んでいる。沖縄には直接影響はないが南側からウネリが押し寄せてきている。梅雨前線のような前線がなが〜くなって沖縄から紀伊半島あたりまで延びているが、これって梅雨でしょ?
 

ホントに夏のような天気だった。毎日暑くて暑くて、エアコン入れちゃったりして子供の首には汗疹が出来ちゃうし、、、こんな時にこそダイビングなんだけどね。

例によってGW明けはお客がいないから、島そのものが閑散としている中船の船底掃除をしたり・・・潜りにも行きましたよ。

何処へいてもキンメモドキがいっぱいいますね、今。でも、カスミアジがいません。サクバルの漁礁にもキンメモドキとハナダイの稚魚がいっぱいいるんだけどカスミアジが1匹も入って来なかった。そう、どこのキンメモドキyg湧き根へ行ってもカスミアジが来ないので、なんだか変な感じ。

あまりも良い天気なので、ヤマナシさんを見習って前浜へスノーケリングへ出掛けた。
10:20〜12:30までの2時間たっぷりと泳いで見たら、面白すぎて出れなくなった。
普段行かない世界=50cm以浅の生物達を久しぶりに堪能しました。
ちょーでかいヤエヤマギンポやシマハギの群れ、巨大シマスズメダイ・・・etc
ミヤコキセンの1cmチビが凄くたくさんいてのには驚いた。自分の中では梅雨明けに出現という感覚だったから5月初旬にこんなにいるのは知らなかったです。
 
この前浜スノーケリングの本来の目的は、「ネズスズメダイ、キオビスズメダイの撮影及びミナミイソスズメダイの観察」で、キオビは発見出来なかった(あまりにも水位が低かった?)けど、スジブチスズメダイ成魚とイチモンスズメダイ成魚を初確認し、ネズスズメダイの稚魚を1匹確認撮影した。

ミナミイソスズメダイは、浅瀬に生息する黒っぽいヤツが沢山生息していて今までは色彩異変のように扱っていたけど、これがザ・ミナミイソなのではないか!と考え始めた。
で、今までミナミイソだと思っていた個体は全てナガサキスズメダイなのでは・・・です。
現在までの自分的な見分けは、ナガサキは胸鰭付根がオレンジ色でそれ以外の個体でナガサキみたいなミナミイソみないなのは、交雑種である。・・・駄目かしら?
で、ちょっと前にDr瀬能氏に伺ったところの回答が

●私が海洋公園にいた時のことですが、ミナミイソスズメダイの写真をP. adelusを記載したオーストラリアのアレン博士に送って同定してもらいました。それ以来、台帳上はミナミイソスズメダイをP. adelusとしてきましたが、琉球大学での研究結果や、その後の情報収集により、ミナミイソスズメダイは琉球列島に固有な未記載種の可能性が高まっています。
 
ということなのだそうです。さてさて、このミナミイソにしてもアイランドグレゴリーやアイなど混沌としているスズメダイの世界は、益々こんがらがって行くのでしょうか。いやはや。


魅惑の水深20cm

前浜の西にある岩礁域の水深20〜30cmには魅力溢れる生物達が生息している。全日本スズメダイ振興会としては、こんな魅力的な場面を見逃したら死ぬまで後悔することになりかねない。奥の水色がネズの稚魚。これぞ宝石である。詳しく見たい方は、こちらを。

魅惑の水深20cm


本物はどれか

ピントが合っていなくて申し訳ない。なんせ浅くて揺れてその上明るすぎて見えないんだもの。この写真の魚がザ・ミナミイソだと考えているけど、これはまさに OBSCURE DAMSEL (P.adelus)ですね。前浜のテトラ内側の死サンゴに普通に生息していてポイントではあまり見れません。どう思いますか?

本物はどれか


子供連れでスノーケリング

あまり天気が良いし、暑いので二人連れて土曜日にも行ってみた。もう一回ネズとミナミイソが撮りたかったし、イチモン成魚が撮れなかったのでリベンジしようと思った。で、宿題を終えた子供達も連れて行ったんだけどイチモンが見つけられなかった。。。残念。
写真はカクレクマノミを見ている夏菜と竜也。

子供連れでスノーケリング


 
2006年05月21日(日)
昨年から6日遅れで入梅した沖縄に早くも台風1号の洗礼が浴びせられた。発生はフィリッピンの遥か東側で進路は当然西。そのままかと思ったら北に上がって来て台湾の西を通って沖縄を遠巻きに朝鮮半島に近づいた。沖縄近海の通過時は、980〜990hPa位になり暴風圏はなく、強風域も狭くなって落ち着いてはいたけど。
 いやぁ〜な感じの動きをした台風1号は「チャンチー」という名だった。
 

 本当に嫌な台風でした。オケアノスはこの期間「貸切」にしてあって6名のWIDE班が連日好天に恵まれたケラマのサンゴなどを撮影する予定だったのだ。
 着いた日はまぁまぁな天気で太陽も出ていたけれど、やっぱり浅いところは濁っている。
 それでも、そこそこは撮れたのではないかと思っている。
 で、1号最接近の次の日・・・朝から晴れて暑い!どうなってるの?とお客は喜んでいるが現実を知る地元ガイドの笑顔はやや引きつったものだった。
 遠巻きに接近してくるので、昼前か昼過ぎ・・・早ければ10時過ぎに風が南から北に急変して雷を伴う大雨が予測されていた。。。今のうちにアザハタへ行かなきゃ!
 で、行ってみたら抜群な透明度。そそくさと撮影して逃げた。

 2本目に行ったアダン下の最後の最後で風が急変し、大雨と強烈な突風があり危うく船が座礁しそうになった。危ない危ない。
 島に戻ったら、アチコチでベンチやテーブルがひっくり返っていた。怖い怖い。
 次の日の土曜日は、快晴で気持ちの良い写真が撮れた・・・かな?やっぱり薄濁りでした。

 昨年に続いて小学3〜6年のサンゴ産卵観察会の手伝いを協会でやっている。
 今年は総勢19名で3年生にうちの夏菜がいる。
 この3年生たちはダイビング屋が多い。オケアノス、ゴビーズ、サウスブリーズ、ブループラネット、エルアズールと実に7名中5名がダイビング屋の子供である。あと2名は民宿テツと富里。
 幼稚園時代から培われたスノーケリング技術は伊達ではなかった。上手すぎる。
 が、上手すぎて調子に乗り男子はバラバラである。笑えるけど、笑えない状態なので月曜日の練習には、ここのところを重点的にやろうっと。
 みなさんも、ちゃんと「バディ・システム」を守ってね。事故の75%は単独潜水です。

WIDEガイドだったのでそれほど話題はないのだけれど・・・

●港で休憩中にふと見た水際にミカドウミウシを発見した。こりゃ、良いや。ってんでポイントまで連れて行ってみんなで撮影した。6名で順番にやるもんだからミカドも段々と疲れてきちゃって、、、悲愴な感じ。その後は港にご帰還。

●アザハタの根へ朝1番で行ったら、久しぶりにマダラトビエイがクリーニング受けていた。

●港から1分のポイントでキンメモドキygの大群を撮影している間にモウミウシspを捜索していたら、アマクチビの2cmほどの幼魚を見つけた。可愛いね。

台風一過で落ち着いて来たけど、まだ薄濁りしています。
いよいよ、楽しくなってきたぞ。また来週。


今年もやって来た。

ちゃんとやって来ると安心します。オナガの幼魚。体を縁取るブルーラインなどは成魚では味わえない美しさがある。まだあちこちにいる訳でもないので見つけたら是非撮っておきたい逸品である。伊豆には決して現れないと聞いていますが、本当ですか?

今年もやって来た。


血だらけの・・・

アカテンイロウミウシの若齢個体。クバ島の北の水路で見つけたがこの時2個体同時に見つけた。それほど多いわけでもないけど、稀なわけでもない。昔、読んでいた学名 cruenta は「血だらけの」という意味だったと記憶している。

血だらけの・・・

 
2006年05月28日(日)
台風が去った後、梅雨明けのような日差しが数日続き大人も子供も日焼けした。その後、夏のような晴れと梅雨らしからぬ大雨が1日おきにやって来て、そのうち1日の内で大雨と晴れが交互にやって来るようになった。こんな天気は疲れます。
 

本当に変な天気だ。朝、夏のようだった空が昼前あたりから曇りだしてきて2本目潜って上がったらパラパラと降りだしたかと思うと、家に帰る前に大雨になりそのまま夕方まで止まない。ということが何回かあった。

海はそれ程荒れているわけでもないけど、それ程静かでもない。という実に中途半端な状態で、天気の急変が怖くて近場しか行けないから、変にストレス溜まってる。ドカ〜ンとディープに行って、アオスジスズメダイやフカミスズメを撮りたいぜ。

●非常に久しぶりでサクバルBへ行った。ウミウシそのものは数日間のウネリで期待してはいなかったが、どうしてどうして、アデヤカミノやミノsp、テンテンウミウシキイロウミコチョウなど10種近く見れました。キンメモドキも沢山いてカイワリのデカイのが食いに来ています。

●ニシハマのアザハタの根に棲んでいるアデウツボygを久しぶりに見た。約2倍ほどに成長したその姿は立派にアデウツボだった。

●去年12月に生息確認した1匹のナカモトイロワケハゼ。元気だった。先日行ってみた。3〜4匹になってれば楽しいなぁと思っていたけど12月と同じ個体が1匹。同じ棲家にちゃんといて、やっぱりシャイだった。

●これも久々にヤカビのトンネル。サクラテンジクはいるけど皆小さい個体ばかりで口内保育しているのは見つけられなかった。ピンクドティの幼魚を1匹発見。割とゆっくり見れた。パープルは相変わらず多くて3匹ほど確認。どれもでかくて堂々としていて・・・早く名前付けばいいな。キンチャクガニが見つけられなかった!トンネル内は全体的に生物がいませんでした。

毎日、潜っているわりには書くことが少ないなぁ〜。。。
あとは写真でやっちゃえ!最近、ログのアクセスがとても少ないことに気がついた。ブログにするか・・・?
毎日少しづつ書いたほうが楽かもしれないなぁ〜。
それとも、いっその事止めてしまおうか・・・。
他に良い方法がないだろうか? ご意見募集中。
また来週。


これぞ、妖精

ヒオドシベラの幼魚が人気ポイントの外れた場所にいる。実はゴビーズの社長に教えてもらったのだが可愛いので毎回見に行ってる。行く度に、体の透明度が落ちて行くのが判るし、日増しに人を嫌がっているのも判る。んー、こんな浅い所に来ちゃいけません。

これぞ、妖精


なんじゃ、こりゃ。

「からは〜い」の大島クルクル利香から電話があり妙なのがいるから見に来て下さい。と言われ、デジカメ片手に行って見たらバケツにコイツがいた。何ですかね?とヒゲ河童が言うので「トビウオの幼魚」と答えながらパチパチ撮影した。春だねぇ〜。結構美しいでしょ?
*切り取り・コントラスト・明るさを調整

なんじゃ、こりゃ。


遂に見れた!

先日のサクバルダイビングの上がり際で、見た!1cm以下のウミウサギの幼体。ウミウシに擬態することで有名であるが、これほど小さい個体は初めて見た。。。嬉しい!美しい!かわいい!思わず表紙にしようと考えたけど、やや恥ずかしさも感じてログに留めた。いつまで見れるのだろうか?

遂に見れた!

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