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阿嘉島からのレポート

阿嘉島からのレポート

阿嘉の海、そして世界の海にはまっている。
 
2006年04月02日(日)
今週も4日晴れたら3日雨って感じの天候だけど、晴れた時の暑さに違ってきた。晴れた時の気温が24度を超えると、じっとしていても汗ばんで来る。もう初夏の暑さと変わりません。雨が降って気温が上がると、ジメッとして梅雨のようになりカビカビ地獄がやってくる。もっとカラっとして欲しいものですな。
 

まったくもって春である。
春の長雨なんて聞いたことはないけど、長く降る雨が多い。
渇水対策をしているよりはマシだけど、降る雨をじっと眺めながらあまり降っても余って海に流しているだけで勿体無いと思ってしまう。せめて雨水用の溜池が各家庭に配置されていて、トイレや散水用に使えれば言うことないね。。。都会って今そうなんでしょ?
 
●水温がなかなか上がらなくて、オヤジには辛いですな。21.5度くらいなんだもん。ところにより21度らしいから、2月初旬と変わらないじゃん。さむいったら寒い。

●「コブシメの産卵シーン」というリクエスト。う〜ん、コブシメは見れるけど産卵までは・・・。と言いかけたけど、プロのガイドの面目もあるし・・・
去年まで良く産んでいたギナのサンゴは現在まで産卵している形跡はなし。カメ山近くまで行っては見たけど、カメしかいなかった。。。んー、どうしよう。仕方ないので一旦船に上がってもらい場所を変えてみた。残タンクでクシバルというところを30分ほど見て回ったけど、小さいメスが1匹いただけで産卵している、産卵した形跡もなかった。水温低すぎじゃないの?などと悪態をついて見たが無いのもは無い。最後の砦のヤカビへ行ってみた。新タンクでゆっくりと移動していったけどここも産んでいたサンゴは1箇所だけで、近くにコブシメも見られない。困ったな〜と
その時、ふと思い出したよ。3月くらいに産んでたサンゴのことを!行ってみたら、いるはいるはの10匹。オスメス入り乱れて乱交中で、こんな凄いの久しぶり。春の水中風物詩だったコブシメの産卵交接シーンも今では稀になってしまった。採り過ぎとサンゴの破壊でこんなことになるんだよぉ。自然を破壊するのは意図も簡単だが、もとに戻すには、数十倍の労力とお金が掛かるのだ。
元に戻さなくても良いと思っている人が開発計画するから始末が悪い。

この日本。最悪な状況に益々なっていく。
前にも何度も書いたが、「自然もお金もなく、夢も希望も持てない心底貧乏な国」になろうとしている。誰か止められないものか・・・。
せめて、せめて沖縄だけでも「お金はないけれど、豊な自然が残され心豊な人々が暮らす国」になって欲しいものであります。

また来週。


アマミスズメダイ〜究極の愛〜

この時期アマミスズメダイが卵を持ち、肉も美味しいので島人は、「ご馳走」にありつく。スズメダイと聞いて嫌な顔をする人も居そうだが、これが中々のものだ。大好きな雀鯛を食べ、自身の肉にする。究極の愛である。

アマミスズメダイ〜究極の愛〜


コブシメの産卵

また今週もコブシメの産卵です。今度は下から煽ってみたんですが、どうでしょう?ワイドレンズではないので、今ひとつですが雰囲気出ていて、本人は気に入っています。丁度、卵を挿し込んでいる場面・・・だと記憶しております。

コブシメの産卵

 
2006年04月09日(日)
今週はカラッとした好天が続きました。週中程で雨模様もあったが乾燥防止程度の雨だった。全般的には晴れが連続し、気温も24度前後と暖かな週であった。来週初めからやや崩れるらしいが、週末にかけて持ち直すようである。水温は相変わらず低くて、22度。透明度は18〜20m。クジラはまだ居た。

とても良い天気が続いた今週。あまりにもの快晴に息子を連れてホェールウォッチングとシャレこんだ。あっ、これBBSに書いたんだっけ・・・。まぁいいや。シモゾネの更に南へ1kmくらい行ってみたけど、見付からず情報入手してみたら、クジラの移動スピードが早過ぎて船が追いつけないとのことだった。

*クジラが浮上する地点が予想以上に遠いってことです。

竜也も酔い始めたのでゆっくりと帰っていくと、奥武の西でブローが見えた気がして西へ方向転換してみたら、母子クジラが水面にいました。「タツヤ〜、見ろ見ろクジラじゃ〜」と興奮する父。酔ってる息子は「ん?あぁ、クジラ」やる気のない対応であったが、ブローとテールアップを2回見て満足した父であった。迎えた母の「どうだった?」にタツヤは「俺、死んでた」。。。笑えた。まぁ、4月になっても見れるってのは凄いことです。今週末が最後かなぁ〜。

で、今週海には潜っていないのであまり話題もないんだけど・・・
最近、ナガサキスズメダイとミナミイソスズメダイの海中目視識別法の確立を目指しているんだけど、これがなかなか難しいんだよね。「全種の同定」よると、臀ビレと尾ビレに数本の淡色線があるってなっていて確かに淡色線が数本ある個体も沢山いるんだけど、全部がナガサキとは思えない。なぜかというと、背鰭にある眼状斑が小さくて胸鰭付根が黄色くなくて尾鰭が暗色なので淡色線が見えないけど、臀ビレのは見えたりするのがいる。「ミナミイソ・・・だよね。」って水中で言ってるんだよね。で、見れば見るほどミナミイソとの違いがどんどん判らなくなって行くのでもっと良く見るようにしていたら、、、益々判らなくなってきちゃったさぁ〜。特に幼魚が判りずらくて、淡色線も判りずらけりゃ眼状斑も大きいのばかり。

おまけに顔にも沢山線があって・・・・って難解です。
ミナミイソの幼魚で茶色い子がいるんですよ。Dr.瀬能はミナミイソですと言ったからずーっと観察していたらミナミイソに近くなって行って・・・消えちゃった。
茶色いミナミイソの子こそ、オブスカーにそっくりである。
頑張ります。


雪のナガサキ

アザハタの根にいるヤツ。お客さんの巻き上げた砂が取れないのに撮ったのでこんなです。これは、どうみてもナガサキでしょ?

雪のナガサキ


カメサンがいっぱい

サクバルの隠れ根の窪みで見つけたシモフリカメサンウミウシの集団。少なくとも4匹はいるでしょ?何してるんでしょうね?集団交尾?おぉ、羨ましいぃ〜。

カメサンがいっぱい

 
2006年04月16日(日)
コロコロと良く変わる天気。朝雨降ってたと思ったら、10時前には止み、昼過ぎにまた降り夕方晴れて夕焼け出てたり・・・。やっと落ち着いた感じがしていたら週末、急に寒くなったら周りも含めて風邪を引き始めた・・・抵抗力の衰えたオヤジが多いのだろうか。水温やや上がり23.5度、透明度15〜18m。
 
息子の小学校入学式が10日に行われた。
入り口から行進してくる姿は何だか立派に見え、数年前の娘の入学式を思い出した。
ちゃんと着席して、行儀良くしているのがとてもおかしかった。
ああいう類の式典は退屈な長話しが続くので、集中力がなくなり席を立ったり、おしゃべりが始まったりするものだけど、それもほとんど無かったので肩スカシにあった感じだった。壇上では練習した言葉をハキハキと言えず「本番に弱い」という不本意な代名詞を親からもらってしまう。帰ってきて、昼食後には爆睡していた。相当疲れたみたいです。 
 
先日、座間味の友人「あなたの清」のショップ新築祝に呼ばれて数人と行って来た。大勢の祝客で賑わっている中、ダイビング仲間の一角がありそこで色々と話す機会があった。普段島が離れていて、会議や理事会といったことが無い限り滅多に顔を合わせて酒を酌み交わすというのがない。海域の保全問題からオニヒトデ問題、稀種生物から島のおねぇちゃんに至るまでなかなか有意義な時間を過ごすことが出来てわざわざ座間味まで行った甲斐があった。

その時、小野22にアフターダイブは「モーツアルトを聞きながら2時間たっぷり ウミウシ講義」じゃないの?と聞いたら「夜お客と話すのって雑談ばかりだ」といったので驚いた。「ウミウシの話なんて聞かれなきゃしないよぉ」とも言うのでさらに驚いた。しかも「エロ話も好きだよぉ〜」と来た。ああぉ、小野22が普通の人で良かった。
*本人から了承を得て書いております。
 
●アマミスズメダイが沢山居すぎて嬉しいですが、キホシスズメのチビも目立ち始めました。根の窪みなんかにコチョっとかたまっていて可愛い。
 
●水温がやや上がってきたらウミウシがドバっと現れ始めた。・・・目立つようになった。コールマンがやたらと多いけど、キイロウミコチョウとオレンジウミコチョウも多い。レモンも結構いるし、今年はシロタエを良く見る気がする。

●もうクジラはいないね〜。声も全然聞こえなくなったな〜、なんて思っていたら読谷村の定置網にミンククジラが入ったというニュースがTVで流れた。美ら海水族館の研究員などが来て調査して後、網を下げて逃がしていました。こっちの定置網にも何か面白いのが入ればいいのになぁ〜。 ノンキだねぇ。

また来週。


シロタエイロウミウシ

白いウミウシは数種存在するけど、このシロタエの白はちょっと透明感があり他の白色とは違う趣きである。今年は大きいのからチビまで万遍なく多いと思いますが、いかがでしょうかね。

シロタエイロウミウシ


ヤイトヤッコ♀

タテジマヤッコ属の雌雄はまるで模様が違うので昔は別種にしていたのが多い。ヤイトとは「灸」なんどろうけど、何処が灸なんだか未だに不明。潮通しの良いサンゴ礁のやや深い場所で見られる。それほど多くは生息してない。

ヤイトヤッコ♀</

 
2006年04月23日(日)
今週は雨の日が多く、まるで梅雨のようだった。週中頃は快晴ベタ凪が3日あってダイビングも快適。しかし夜になると雨が降ったりして、海中やや薄濁りな感じ。
 土曜の夜、激しい雨と激しい雷があったが翌日の日曜は晴れた。
 気温24〜26度、水温23.5〜24度。透明度15〜30m。
 
 本当に梅雨のような1週間で、この室内でも湿度は80%を越えていましたし風呂場はカビだらけで清掃が間に合わないくらいで、窓から見える山々も湿気でジト〜っとしているように見える。
 湿気なんて気にしていないのは、外を飛び回るツバメとうちのハル(猫)くらいなものだ。
 
 この湿気の影響かは不明だけど、プリンタが壊れた。
 全然印字しないので、仕方なしに新しいプリンタを買った。CANON iP4200ってやつで昨年10月頃長谷川京子がCMしていたモデルのひとつ下のモデルかな?¥16,200だった。新しいとキレイで快適なんだね。IT製品と○○さんは新しいのに限るね。

今週は潜ったぞ〜。

●表紙にしちゃったタカサゴはあちこちで産んでいますので、極簡単に見れます。兎に角、色々な種で産卵行動が始まっていてとても充実している。キンセンイシモチを始めてとするイシモチ系口内保育の種も口の中は卵でいっぱい。リュウキュウヤライが大きくて見やすいかな。もう目が出来てる卵もいっぱいです。

●水温が上昇した途端にやっぱりウミウシが増えた。美しいのから不気味なやつ、稀からチョー稀種、至って普通種まで。ウミウシ好きは今からが楽しいよ。

●先日のサクバルは回遊魚で凄かった。入って直ぐに小振りのイソマグロが30匹ほどグーンと近くまで寄ってきた。イソマグロ群れのやや前方にウメイロモドキが群れその奥からツムブリが20匹くらいやって来てホンソメワケベラにクリーニングを強請る。時折近づくグルクンの群れの青光りが美しい。その下から、クロヒラアッジの子供達が10数匹突き上げるように出てきた。うわぁ〜、シモゾネみたい!だった。

●いつか消えてしまったブルーアクシルプロミスがいました!! リクエストでオジロspを見に行った時、いつもだと見過ごす場所にも行ってみんべとウロついていたら、いましたよぉ〜。久しぶりでスッゲー嬉しかった。で、見た瞬間「採取」が頭に浮かんで来たので、準備してGW明けに採ります。日本で唯一のススズメダイを見たい方はお早めにいらしてください。
 
●前回に潜った時に見つけたダテハゼspを確認しにヤマナシさんと行った。「日本のハゼ」に出ている腹鰭にオレンジ色の線がある種で、沖縄島でタカダさんが撮影したのと同じです。写真も撮ったんですが、ちょっと飛んでいましてまた撮影しに行くのでその時に表紙にでもします。 ん?サクバルにはホタテspの♂がいるらしいし・・・この時期は表紙候補がいっぱいだ。

また来週。


クラカオスズメダイ

奥にあるやや尖った物体に卵を産みつけていたクラカオ。全然逃げないので近づいて撮影したけど、肝心な産卵管が写っていなかった。雌雄で産卵している場面も撮れそうなくらい警戒していなかったなぁ。

クラカオスズメダイ


レモンウミウシもやってた

今の季節から目にする機会が多いけどやってるところって案外見れない。頭の横っちょから出ているのが繋がっているね。最近こういう場面に遭遇すると「出会い系○○」とガイドしている。この場合「出会い系レモン」になるが、何故か爽やかさが漂う。

レモンウミウシもやってた</

本ページ「阿嘉島からのレポート」掲載情報の著作権は、OCEANUS森山敦氏に帰属します。
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