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阿嘉島からのレポート

阿嘉島からのレポート

阿嘉の海、そして世界の海にはまっている。
 
2006年01月06日(金)
毎年のことながらX’mas前後は嘘のように好天に恵まれ、ポカポカ陽気。半袖短パンOKでした。30日から天気が本格的に崩れ始め31日は19m/hという台風並の強烈な風が吹きつけ、船は勿論全便欠航。ダイビングは通常通りに出来たけど雨風が強くて堪らんかった。元旦から3日までは良く晴れて気持ちの良いダイビング。5日からはまた大時化でQZは2日連続欠航となった。寒っ!

 寒いと言っても15度位なもんで内地の寒さとは比べ物になりませんが全てが防寒されていないので、やっぱり寒い。日本海側や東北などはドカ雪になっていて新年早々雪災害が多発し今年も自然災害が多そうな感じ。しかし、今年の年末は例年に比べて天気が悪くて雨混じりの大時化でお客さんには本当に申し訳ない思いで一杯でした。みんな頑張って?潜ってくれてホント助かりました。ありがとうございました。

 今年は戌年でオヤジは年男だ。あぁ〜、本当に年寄になって行く・・・。TVの占いでは「B型」が最強に幸運らしく、それに年男が加わり更に良い感じだ。宝くじ当たらんかなぁ〜〜。で、元旦の午後夫婦岩で潜って上がったら素晴らしい虹が出ていた!しかも、夫婦岩に掛かるように出ていたので皆で「縁起いいねぇ〜」。
 翌日は名瀬沖でザトウクジラのテールアップが観れちゃって、「縁起いいねぇ〜」。その翌日には、奥武島で2m近いイソマグロの群れが現れてグルグル回遊し翌3日はサクバルBでツムブリの群れが観れた。何とも「縁起の良い」年始でした。
 
●天気が良いうちにと久場島南へ。水中はザトウの声がうるさい位に聞こえる。風邪気味で耳抜きが心配だったけど−33mで2cmのハナゴンベygを観る。片目カクレクマノミも元気でした。コビトスズメダイが沢山いて、もう群れと言っても良いくらいいました。

●前浜でコブシメ狙い。しかし、2〜3匹しか観れなかった。今年は遅いのかそれとも少ないのか・・・。もういい加減キチンと制限しても良いと思う。産卵するサンゴも大分減ってきたし、禁猟期間や40cm以下は禁猟とするみたいなのが必要ではないでしょうか。新年のお祝いにコブシメなかったら寂しいよね。

●去年のGWに観たフジタウミウシを観た。GWに観付けたのはチエで今度もチエだった。俺は自分で観つけたことが無いなぁ〜。キレイで可愛い。

●ニシハマにいたベニハゼの1種は、成長して判らなくなっちゃった。。。この子横から観れないので肉眼では判りづらいのだ。老眼入ってるし・・・。

●段々とウミウシが増えてきた。年末年始で観た主なウミウシはキスジカンテン、コンペイトウ、フジタ、オウカン、モザイク、ルージュ、ゾウゲレモン、シンデレラ、キマダラコチョウ、トウモンコチョウなどで、北や南東からのウネリを考えると上出来でないだろうか。

●大島グローバル紹介でヤドカリを観に釧路からお客さんが来た。1本目でムラサキゼブラとヤドカリspを観て3本目にジャルールとアデヤカゼブラケフサゼブラなど琉球的ヤドカリを観て喜んで頂きました。ヤドカリは貝から顔を出すのに時間が掛かるので、お互いに大変ですが美しい個体に出会うと苦労も報われますな。

●ベラ愛好家にも、と通称「ベラ地獄」へも行きましたよ。相変わらず美しいピンテールラスは4人に囲まれてウロウロし絶好な撮影条件。全部の鰭を全開にもして素晴らしいものでした。その傍でゴシキイトヒキがクロヘリ♀相手に婚姻色をビンビンに出していた。撮りたかったなぁ〜。ブルーストライプも♂♀とも増えた気もする。クジャクベラもガンガン開いていてツキノワなどはずーっと婚姻色出しまくりでした。こんな素晴らしいシーンがたったの17〜18mの水深で観察撮影出来るなんて・・・ケラマは凄い!

もう正月も終わっちゃったし、3月まで予約が入っていないのでゆっくりと船の整備や補修、このHPも改良していこうと思っています。島にいる間はログの更新は定期的に行いますのでよろしく。でも殆ど潜らないからプライベートな記事が多く、オヤジのブログみたいですがどうぞお付き合いください。
では、また来週。


アザハタ

あまりにも有名なニシハマのアザハタ。新春一発目にワイドでいきました。12月の撮影だけど明るいでしょ?縦のワイドもたまには良いものです。ケラマばかり来る人はアザハタって逃げない魚だと思っているはず。この根に常にいるホワイトソックスやバイオレットボクサーも普通種だと勘違いしているに違いない。

アザハタ


オオモンイザリウオ

ベラ地獄の後の斜面12m付近にいる皮弁のほとんどないキレイな子。5回に1回はいない時があるけど・・・。見た目より写真の方が赤が鮮やかです。こいつもその内40cmになるんだろうか。

オオモンイザリウオ


イソバナガニ

みんなが良く行くポイントの斜面8mにある小ぶりなイソバナにいるデカイやつ。昼間っから2匹で並んでいる訳もなく愛用のピンセットで位置調整をさせてもらった。こいつの存在を知らないガイドがいるようで先日はイソバナが大々的に折られていた。ヘタクソなダイバーのフィンほど環境破壊をするものはないね。

イソバナガニ


タイマイ

通年観られるウミガメはアオとタイマイ。タイマイは隆起したサンゴの奥にある海綿を食す。まぁ、食いながら移動するのでタイミングがずれると観れない。腹が減っていると一心不乱に食べているのでゆっくりと観察撮影できる。

タイマイ

 
2006年01月15日(日)
何だか内地の日本海側などは雪害ですごいことになっていますね。沖縄地方も大陸からの高気圧の勢力が強くて強風になることが多く、海はかなりの確率で大時化となっています。週の半分は寒くて、1/4ほどが暖かくあとはその中間。雨もシトシトからザーザー降りまで色々で、金曜は台風並の雨風でした。

新春特大号はいかがでしたでしょうか?写真も正月らしく赤いのを取り揃えてみました。正月気分もとっくのトンマに消え去り、天国のようで地獄なオフシーズンになりまして、オケアノス号も陸揚げされちゃってます。整備もしなければならんが、やろうとすると雨降ってきたりして進まんねぇ〜。卓上の雑用が多くなってきて机の上は勿論のこと部屋は足の踏み場もないくらい散らかっていて、子供に「出した物は片付けろ」とはとても言えない状態になってしまっているのであった。

何と言っても、扇風機とセラミックヒーターが一緒にある季節混同の状況は誰が見てもだらしなく、ダイオウイラタクワガタの幼虫保育ケースが2個、ヒラタクワガタ?保育ケースが2個、カブトムシの幼虫保育ケース1個、図鑑、雑誌と書類が山積み、気分転換用マーチンアコギとエレクトリックギター、マーシャルアンプ1台、こんなものが4畳半に散らばっているんだからどこから片付け良いやら・・・。

しかし、片付けてしまうと何が何処にあるのかサッパリ判らなくなるから始末が悪いったらありゃしない!これって性格なんだろうか・・・。

「ここまでは許せる」限界点を越えると片付けるんだろうけど、限界点を越えてから時間が経っていくと、どうも限界点が延長されるようでなんとも思わなくなってくるから不思議である。少しは「やらなければ」と自分に言い聞かせるが、どれもこれも雑用に関わっているからとまたしても限界点の延長をしてしますのであった。

1件1件を着実に終わらせられないという性格が悪いという自己判断。

日曜日にシークレットマッドベイに潜ってみた。3年前に移植したスギエダミドリイシの生育状況を確認するためという大義名分でのダイビングであるが、浅瀬のゴロタに何かいないか観たかった。何かって漠然だけど、サンゴ域にニセクラカオやオkスズメとか、ゴロタのガンガセ群にセンネンダイygやアイスズメとか・・・いないかなぁ〜。なんて思って行って見たけど、上記のものは何一ついませんでした。

浅瀬のエダ状ミドリイシの周りにはヨスジフエダイなどが群れていてオジサン系ヒメジたち、巨大なオグロトラギスなどが我者顔でいて内湾らしくなかったなぁ〜。つまらん。

中に入っていくと泥っぽくなり、巨大カスリハゼが健在。石のしたには成魚になったオキナワハゼspが隠れていた。

まぁ、サンゴも昨年と比べて特に成長した様子もないし、泥も深くなってないしまだまだ「手付かず状態」にもなっていないので、こんなものでしょう。

もう1箇所ゲルマ島でビーチから行ける場所があって気になっているからヒマを見つけて行って来ますね。面白かったら紹介します。

では、また来週。


ヤノ&パク

ヤノダテハゼの近くから顔を出したパク(口をパクパクするので)に威嚇していたヤノダテ。もっと近くで撮りたかったけど寄るとパクが引っ込んでしまった。パクって正式名はなんだろうか?ちょっと加工しました。

ヤノ&パク


アオミノウミウシ科カロリア属の1種

って「沖縄のウミウシ」p257下段に掲載されている。冬を除き普通種となっているけど、去年のXmasに久々に観た。判りやすくするために岩の上に置いたけど岩の上にはいませんので、あしからず。

アオミノウミウシ科カロリア属の1種

 
2006年01月22日(日)
東京が10cmの積雪があった日、沖縄はポカポカ陽気だった。今週晴れた日が多く、気温も20度を越えて4月下旬を思わせるほどでした。日中は半袖で充分でちょっと動くと汗ばみ、柔らかく暖かい日差しは眠気を誘います。日曜からはやや崩れ始めていますが、それほど荒れる様子は無いようです。

週末に「美ら海づくりツアー in 阿嘉島」というツアーがあった。座間味村とホールアースというNPOが主催で、阿嘉島に1泊2日で来てオニヒトデ駆除またはビーチクリーン活動をし、沖縄料理と伝統芸能を堪能し翌日はヨットまたはシーカヤックの体験が出来るという内容である。

これが交通費、宿泊費+¥5,000というタダみたいな安い料金で参加できるのだ。先着40名で受付していたが実際来島したのは半分の20名ほどでオニヒトデ駆除活動はその約半分の9名で、このオニヒトデ駆除体験を担当した訳だけど、案外上手な人が来ていて中には860本というベテランが居て驚いた。

ベテランダイバーは想定外で皆20〜50本位であろうと予想、ほぼワンツーマンで人員配置をしていたから水中では苦労はなかった感じだった。

理想水深(6〜10m)でオニヒトデがあまり見付からず、結局避けていた浅瀬(1m)の駆除を余儀なくされてしまった。あまり浅いと不安定になりオニヒトデに接触することがあるので出来れば避けたかったけど、体験しにきて体験出来ないと契約不履行になりかねないので、仕方ない。

浅瀬はまだミドリイシ類が豊富で、オニヒトデもそこでは結構取れたので何とか格好がつき、事故もなく楽しく?駆除ができた。目出度し目出度し。

夜は島の奥さん連中が一生懸命作ってくれた数々の沖縄料理を腹いっぱい食べて舞台で演じられる「琉球舞踊」に酔いしれた。琉舞を演じてくれたのは隣の島ゲルマ島に在住する比賀スズコさんという方で、その世界では有名な舞踏家で事ある度にご協力頂いていて、毎週子供達(うちのも)に琉舞を教えてくださっている。

まぁ、いわばプロフェッショナルな演舞を阿嘉島で堪能できたって訳です。しかも、那覇からもう一人呼んで2名での演舞だったから迫力満点でございました。

島に住んでる者でも易々とは観れないのであるからして・・・お得なツアーですこと。
 
最近、他所のHPの掲示板でクロソラスズメダイ属について意見交換をしている。っていうか、そこの掲示板に再三登場し(乱入)引っ掻き回していると言う方が合っている印象が強いけど、セダカ、アイ、アイランドグレゴリー、フチドリの4種を整理しないとダムセルのページが完成しないのだ。どれがどれだか、ウヤムヤになっていて学名も違っていたりする。

フチドリはわかったけど(老成魚は不明点が多かった)、セダカとアイが未だよく判っていない自分が腹立たしい。

上記のツアー中に浅瀬で見つけたヤツは、背鰭全方に青黒い斑紋があり胸鰭付け根に黒色斑がない。鰭全体の感じはセダカの成魚っぽいけどアイと呼んでる種にも見えてきたりして・・・。こいつはそこで4〜5匹いて他の魚を蹴散らすようにしていた。*My畑を守る=クロソラ属生息地はゲルマ島水深1〜1.5mでハナヤサイサンゴやテーブル状ミドリイシの生息するリーフ状に連続する岩盤であった。写真はややピンボケな暗いのしか撮影出来ず、写真による判定は難しいかな・・・。

もう一度!と思うけど船揚げてしまっているので3月にならんと行けない。

で、ゲルマのビーチポイント(そんなの無いけど)で目をつけているところがあるのでそこに行って見付けてみようと思うのでありますが、さて見付かるものやら・・・。

また来週。


チビハナダイ

ハナダイという名であるが中層を遊泳せず根の上や影窪みに潜み、時々チョコンと乗ってジッとしている。まるでゴンベである。体長は4cmほどと小柄でやや内湾性砂地の25m前後の根で良く観られる。チゴハナダイに似るが背鰭第3棘が伸長しない事で区別がつく。っていうかチゴは相当稀でしかも深い。写真はアザハタの根。後を見た時なので目がない。

チビハナダイ


ダンゴオコゼ

ハナヤサイサンゴなどの奥に生息し、顔中に細かい皮弁があり体中赤い斑点がある。ユニークな顔で人気がある。背鰭に毒があり触るのは厳禁。撮影しようと近づくとサンゴの奥へ頭から入り込み撮影は容易ではない。黒っぽい、斑点のないヤツはワタゲダンゴオコゼと言い、ケラマでは未だみたことが無い。パラオではそこそこいた。

ダンゴオコゼ

 
2006年01月29日(日)
月火と雨模様の天気が水曜から回復し週末は晴れて暖かく爽やかに過ごせた。
このところハッキリしない天候が続いているが、内地で酷い寒波が来るとこちらでも寒さが倍増するようである。

内地方面ではインフルエンザが流行っているようですね。
先週末の悪天候と寒さで水曜日あたりから風邪気味になってしまい金土曜で本格化し、日曜日回復への折り返し点にいる。。。ような気がする。
潜水業務がないから「まぁ、いいか」とダラシナイ生活のしっぺ返しである。

2月は横浜方面へ出張で、3日のダイビングフェスティバルに行ってみようと思っている。
ダイフェスへ行くのは4年振り位になるかしら?規模も段々と縮小していき何だか行ってもなぁ〜と思って行くのをためらっていた。横浜から遠いんだもん。
大体、毎年海外ツアーがダイフェスと重なるからって言うこともあるけど聞くところによると、「活気もない」っていうじゃない?確認してこよっと。
今年は3日の業者日に17:00からは一般入場も出来るようにって、19:15から交流パーティーが開かれるらしい。しかも参加無料だ。そこまで来たか!
でも、なんの交流なんだろうか・・・。

先日、「閉ざされた森」という映画を観た。
主演はジョントラボルタで元陸軍特殊部隊兵で現在組織と癒着の噂が絶えない麻薬捜査官(だったはず)。基地で起こった殺人事件の尋問を依頼されるというのが始まりで担当女性捜査官と事件を解明して行くんだけど、これが観ている内にどんどん引き込まれて行く。鬼指導官のサミエルジャクソンもハマっているし最後は「おおぉ、そういうことか」とサプライズの連続で痛快だった。
最近のトラボルタは良い脚本の映画に次々と出ていて中々面白い。
あのタレ目でブルージーな、いい加減なようで熱血的で、中途半端な感じが なんとも好きです。ヒマな時やレンタルで迷ったら是非どうぞ。

最近、ジャイアンツのマークが変わった。ちょっとカクカクした漫画調の選手がビルの間から上半身をだしている。力強い感じは出ているが、どうもシックリしない。
前のジャビットよりはマシだけど、小手先ばかりで本質は何も「変えられない」ことに悲しささえ感じる。ユニフォームを一新しては「ロッテの真似」と馬鹿にされトレードでは「オープン戦の対戦チームにいれない」とか「扱いを小さくする」とか野球で上手くいかない分を政治的企業的圧力を駆使し、欲しい選手を手に入れる。ああぁ、こんなジャイアンツに誰がしたぁ〜。
ジャイアンツを見ていると、今の日本が見えてくる気がしてならない。
清原って吉本喜劇に出るの?最後なんだからこのオフしっかり頑張らんとねぇ。

来週からは内地出張のためしばらくお休みいたします。
帰島は2月22日の予定です。


キンメモドキ

幼魚が春から初夏にかけて砂地の根などを雲のように覆うほど湧いて来る。そしてこれを餌にする様々な魚類が現れ海中がとても賑やかになるので身も心もウキウキしてくる。ピン甘。

キンメモドキ


カイメンの1種

とある日、ふと見ると黄色いカイメンがあり、良く見るとヒョットコ顔であった。面白そうなので1枚撮影してみた。こういうのって、1度そう言われたらもうヒョットコ顔にしか見えないでしょ?

カイメンの1種

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