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阿嘉島からのレポート

阿嘉島からのレポート

阿嘉の海、そして世界の海にはまっている。
 
2005年11月06日(日)
寒いの嫌!何て言っていたら今週は真夏日の連続になった。ゆっくりと動く移動性高気圧のお陰で気温もグングンと上昇し、連日28度を越えた夏日。風も東〜南東〜南〜南西〜西〜北西とノンビリと回って弱風のベタ凪であった。
来週はちょっと冬に戻る感じですが、風はそれほど吹かないもよう。。。

ってなわけで、本当に夏の様な日差し、抜群な透明度、高い水温、幸せ一杯である。
お客さんも連休モドキの割には少なくてフィッシュウォッチングには丁度良い。
ポイントも風回りを上手く利用して東西南北まんべんなく行けたし水温26.5度、透明度25m以上でこの上ない状態であった。あまりの日差しにまたしてもベスト焼けがクッキリとなってしまいました。

● アオウミガメとタイマイが観られるポイントは最近本当に良く観れる。これも風が吹いてあまり皆が行かないからであるが、ここんところまたぞろぞろとやって来るようになるとカメも良く逃げるようになって来た。先日、潜っているとアオウミガメの若齢個体が遠くからこちらに向かって泳いでくるので「ラッキー!」と思ったら、カメの後ろから某サービスが大勢でカメを追っかけていた。はぁ〜、こんな風に虐めてるんだね。客もそれで「正しい」と思い込んでいるところが末恐ろしい。日本はやっぱり駄目なのか?

● リクエストが入ったので喜び勇んでベラ地獄へ行った。早速ピンテールを観付けてガイドすると、ヘロヘロと泳いで去っていく。行く先を読んで先回りしてUターンさせ、お客さんの前へ誘う。いざピンテールの撮影って時、よく見たらクジャクベラがビンビンとやってるじゃありませんか!しかも、スローな感じなので1眼だったらドンピシャだ。
お客さんもレンズで追っているぞ。きっと見事なフラッシングが撮れてるでしょう。そのあと、ゆっくりとピンテールを撮影いたしました。ピンテールの♀が判りづらい。

● 砂礫の斜面10m辺りにいつもいた8cm程の黒いオオモンイザリウオ。先日観たら、黒から赤になっていた。まったく同じ場所で入れ替わった?
それとも色替えるの?まさかね。大きさも同じだし、キツネにツママレタ感じ。

● 上記とは別ポイントで30cmの黒オオモンイザリウオを発見。サワタリくんのワイドコンバージョンレンズを借りて撮影した。この子がまたレンズ嫌がってよく動くので「絵」になったりするもんだで、、、面白かった。別のサービスの人たちは気が付かずに通り過ぎちゃった。

● あー、そういえばニラミハナダイの♀がいるそうな・・・。撮影したいですな。チャンスがあったら来週末にいけるぞ!
 
本当にヒマな11月だ。。。でも海は面白すぎる。


オオモンイザリウオと笑ってるサワタリくん

南西諸島では大型のオオモンイザリが多く、ベニやクマドリは少なく観るのも大変です。10数年前はオオモンでも結構な数がいたんだけど、ダイバーの数と反比例するように減少しています。皮弁引張ったりする奴がいるに違いない。

オオモンイザリウオ


ピンテール・フェアリーラス

日曜日の撮り立て。よくよく見ていたら、大きい♂1匹とやや小型の♂が2〜3匹。それと♀と思われる個体が4〜5匹って状況です。小さい♂がいるので、とっても安心。ツキノワ♀とピンテール♀は見分けが

ピンテール・フェアリーラス

 
2005年11月13日(日)
例によって風があちこちから吹き、晴れたり曇ったり大雨降ったりと移り変わる忙しい天候でそれに合わせて寒かったり暑かったり。知らぬ間に台風22号が出来て何時の間にやら熱帯低気圧になったりして・・・。それでも最高気温は27〜29度、水温26度、透明度20m。晴れたら真夏。

13日に「ツールド・オキナワ」が名護で開催された。自転車競技に特別興味はないがツールドオキナワには1輪車競技があり、阿嘉小学校生徒が毎年参加しているのだ。直線のスプリント、スラローム、リレーとあって娘の夏菜はスラロームとリレーに出場した。こちらでは朝から大雨が降り水不足な座間味村としては助かるが競技会場が駐車場を利用したアスファルトなので、路面が濡れて危ないのではないかと心配になった。名護ではあまり降っていないとの情報で安心したけど隣の家の子が転倒して骨折したらしいと聞かされ、またまた不安になってしまった。

昼間の電話では夏菜は3位入賞とのことであった。実はタイム的に優勝候補だったので親馬鹿は割りと期待していた。でも怪我もなく失格(スラロームのコーン接触)もしないで3位なので立派な成績だ。リレーはどうなったか不明だけど(2位だったらしい)阿嘉は毎年優勝あるいは2位と抜群な成績を収めているのできっと優勝である。気になってネットで調べてみたが昨日のことがまだ書かれていないのに驚いた。新聞社のくせに・・・なぜ昨日の競技の成績がでていないのか・・・しかも地元なのに。ネット情報が当り前の世の中にあまりにも遅すぎではありませんか?

これと言った出物はなかったこの1週間ではありますが

●海底砂漠のチビジョーフィッシュ。体長約2.5cm。現在5〜6匹は生息していると思われる。頭の部分は白色で体はやや濃い茶色。顔を出している部分は巣穴周辺と同色になり隠蔽効果抜群だ。時折流れてくるプランクトンを巣穴から20数cmほど垂直に飛び食べる。この姿がとても可愛いので仕事も忘れて見入る。流れがあると結構頻繁に飛ぶのでお客さんにもガイドできて好評であるがジョーの存在すら知らない「ヘッポコガイド」はヤシャハゼを見せために帯状生息域に客を入れるのでジョーの巣穴がどんどん塞がれて行く。ヘッポコめ!

●エビカニ好きのお客さんがやってきた。初日1本目にクダゴンベを撮影しその下でニシキヤッコygを発見。早速お客さんが撮影に入るがポートの中をしきりに覗き込むのでよく見たら、なんとクローズアップレンズが外れてレンズとポートの間に挟まっていた。これは・・・笑うしかないので大声で笑ってしまいました。皆さん、クローズアップレンズの装着は正確にしましょう。

●最近、サンゴが少なくなってきて大好きなアカメハゼがいなくて寂しかったけど東牛のアカメハゼ稚魚が成魚となり元気にホバっている。赤い目も赤々しいぞ。

●安護之浦へトウアカクマノミを撮りに行った。お客さんが撮影している間近くの転石をめくっていたら、結構変わったエビが何種か出てきて初めて見た種もあったりして楽しいダイビングでした。

また来週。


ムチカラマツエビ

ムチカラマツに棲むエビでムチカラマツがあれば8割方生息する普通種。初夏から抱卵している個体が観られ夏には写真のような若齢個体も複数でついているのが良く観られる。

ムチカラマツエビ


サクラテンジクダイ

トンネル内のまたその奥の暗がりに数匹から10数匹で生息する。光を嫌い、当てると隠れるので撮影はやや難しい。夏には口内に沢山の卵を入れ、目が飛び出している姿が観られる。

サクラテンジクダイ

 
2005年11月20日(日)
あぁ、寒い。と口癖になってしまうくらい毎日天気が悪かった。最高気温が23度というこの秋もっとも低い気温が週末から続いている。風も10〜15mと熱帯低気圧並でパラパラと雨が降ってるか、ドヨォ〜ンと雲っていて気分もドヨォ〜ンである。水温25.5度、気温20〜23度、水が暖かく感じる季節になりました。

ホントに寒くて船に上がるのが怖い。これはもう12月中旬の状態だね。雨もシトシトやパラパラで水不足な座間味村には実に中途半端なので水不足の解消になっているの?と思ってしまうくらいパラパラである。しかし、土日でかなり降った感じがするので少々の解消にはなっているはず。現在も20〜8時までの12時間給水制限は続いている。座間味は隔日になるらしい。

ちょーヒマな11月なので協会の理事会や座間味との合同理事会などでセワシイ1週間だったけど、座間味との合同理事会はなかなか良かったな。ニシハマその他のポイント利用などを話し合い、それなりの成果が出た。ラムサールにも登録されたことでもあるので、「保全」しながら「利用」するという相反的とも思える事柄であるが、みんなで力を合わせて頑張りましょう。で合意。勿論、ゲストダイバーにもマナーはきっちりと守って頂きますのでご協力お願いいたします。「ローインパクト」を心掛けましょう。

まぁ、理事会は良かったんだけどその後の懇親会で酔っ払って上着を忘れてしまい座間味のシーステップ知久さんに探してもらったりして・・・ご迷惑をお掛けしました。見付けてくれてありがとう。

ダムセルオブケラマ・・・んー、なかなか進みませんなぁ〜。それでも100種近くはUPしていると思うけど。写真が撮れないのが多くって困ったもんです。特に浅場のネズは撮りにくいし船で行けないし(車の方が楽で早い)やっぱり1眼だよな。深場のヤツもなかなか時間的に無理があるし・・・やっぱり1眼だよなぁ〜。
見ていて気が付く人もいるはずだが、ヤノリボンとビオラリボンという聞き慣れない名が出ているけどヤノはシルバーデムワーゼル、ビオラがイエローテールデムワーゼル。両方とも西表島の標本からのものです。またしても矢野さんに持って行かれました。先日の合同理事会の懇親会で小野22と話していて「結局、西表には敵わん」でした。
ウミウシも本気でやったら西表はケラマの比じゃないらしい。。。でもケラマはミクロネシア系(小笠原系)が強いのでいつかアッと驚かせてやるぞ!って、ブルーアクシルは勿体無いことをしたと後悔しっぱないなオヤジであった。

海の話

● 先日観た、ちょー稀なベニオチョウチョウウオ。写真がないので撮りに行ったらみつからなかったぁ〜。3年前ほども同じことをしたのを水中で思い出しまたしても悔しい思いをしてしまった。行動範囲が広いはずなので結構泳いで探したが結局は見付からなかった。あの時撮っておけば良かった。。。人生後悔のしっぱなしである。

また来週。


アカメハゼ

久しぶりに見たアカメハゼの成魚はやっぱり可愛いかった。数週間前までは細くて小さい透明な棒だったけど成長して目も赤々で内臓の黄色も鮮やかになり嬉しい限りである。アカメは耳石の年輪の様なものが消えないので年齢が判るらしい。

アカメハゼ


アカヒゲカクレエビ

オオハナサンゴの隙間に棲みヒゲだけしか見えなかったりするので大変見つけ難い。拡大すると判るが、白と黄色の点々が可愛い。バブルコーラルシュリンプとの関係は未だ解明されていいないがヒゲやはさみ脚に入る線の色が異なるので区別できる。

アカヒゲカクレエビ

 
2005年11月27日(日)
寒い寒いと言っていたが今週はずーっと暖かく小春日和の毎日であった。風も弱まり、波も低く、天気も晴れ。しかし、お客さんはなし。まぁ、いつもの事と諦めてはいるが・・・。勿体無いと言えば勿体無いよねぇ〜。

ダムセルオブケラマは100種近くUPしてある。などと豪語したが実際数えてみたら70種しかUPされていなかった。なんとも対した事のないオヤジである。ダムセル用に撮っておいてある写真が100枚越えているので勘違いした。失礼いたしました。この後100種UPに向けて頑張ります。

で、今週はちっとも潜っていないので話題は必然的に家庭内などになっていくのである。

● 初めてのミュージカル
劇団四季のミュージカル「魔法をすてたマジョリン」というファミリー向けのミュージカルが那覇では11月26日上演された。
26日は娘の夏菜の誕生日であったので「面白そうだし、観て見よう」ということになりチケットを買い求めた。大人も子供も(幼稚園でも)¥4,000である。うっ、高い。
オヤジはそもそもミュージカル嫌いである。映画でしか(サウンドオブミュージックとコーラスライン)体験したことはないがやはり突然と歌いだすアレが馴染めない一人である。なぜに、歌うのか・・・ちっとも理解出来ないでるが、今回鑑賞してみた。
やっぱり馴染めない。
あぁ、なぜ歌うんだい?
なぜそれ程踊るんだい?
頭の中に「なぜ」と「どうして」がグルグルと回り出したけどじっと我慢して観ていたら、次第に歌が入ってきて話の内容や演出手法が見えてきて子供向けにしては中々面白く鑑賞できた。(でもダンスはやっぱり変である。)
子供達と奥さんはとても楽しそうだったので、それはそれで「オヤジの仕事」として満足はしたが、個人的にはやっぱり「ミュージカル嫌い」はそのまま。
オヤジは普通の芝居を見たほうが心豊になれるなぁ〜。
 
● 悪友
幼稚園から小中高と遊びまわり、成人してからも夜な夜な遊んだ友人でオヤジの元部下と結婚し、ジャズミュージシャンに憧れて20年前NYへ行ったヤツと20年ぶりに電話であったが会話をした。音楽を続けながら働いているらしくなんでもJAZZ仲間と日本へ演奏ツアーで来ていると言っていた。
毎年来日しているにも関わらず言葉を交わしたのはNYへ行って以来初めてなのは俺も驚いたが、そいつの性格だから、どうのこうの言っても始まらん。兎にも角にもお互い年を取ったと話し、連絡先をアドレスなどを交換した。
NYにも行ってみいけどヤンキースの試合をやっている時は仕事があるし難しいかなぁ〜、でも行ってみたい。
 
海の話は何もなくて申し訳ないが、また来週。


アカスジカクレエビ

初夏から秋にかけてソフトコーラル類に棲む美しいエビ。水深も10m前後から30m以深まで幅広く生息し夏には腹いっぱいの卵を抱えている姿が観察できる。

アカスジカクレエビ


ヤミスズキ幼魚

ちょっとした暗がりでほぼ観られる暗所系普通種。ライトで浮かび上がる渋味のある模様はアダルトなダイバーに根強い人気がある。写真の色彩の幼魚は滅多に見ることはない。

ヤミスズキ幼魚

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