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阿嘉島からのレポート

阿嘉島からのレポート

阿嘉の海、そして世界の海にはまっている。
 
2005年09月04日(日)
 台風13号の後に出来た14号は「猛烈」で巨大で、暴風域の直径は500km以上、強風域は1500km以上になり935hPsの45m。瞬間では60m近く吹きそうで、カトリーナ級からは脱した。因みに14号の名前はNabi。

 またまた台風13,14号と連続で発生し、先週からずーっと仕事してい日に日に巨大化しながら近づいてくるんで恐ろしさも日増しである。
 毎年9月初めと終わり頃には大きな台風が接近するけどどんなに強くて大きくても通過してくれさえすればOKで、ここら辺で停滞された日にゃ
 とんでもないことになる。その年の16号って巨大強烈で停滞をよくする。
 ツインタワーに飛行機が突っ込んだ時も16号が直撃し久米と久場島の間に長いこと居座り50時間近く暴風雨にさらされた。あのときの被害はすごかった。
 今回の14号は本島の東側を奄美大島に向かうようで、奄美の人達には気の毒だが
 ちょっと安心している。ギリギリで暴風域外れるかな?って感じ。
 でもまたまた大潮なので、高潮での高波があり充分な注意が必要。
 去年に比べて台風は少なくて助かっているけど、まだまだ判りません。
 去年の堤防決壊は10月で23号でした。因みに、昭和41年9月5日宮古島で85.3mという観測史上最大の風が吹いたそうな。(沖縄手帳より)この14号が去ったあとは暫く発生しないで欲しいもんである。
 
 で、海へは当然行っていません。
 前台風の時から船は揚げっぱなしだし、他にやることがあったもんで。
 でもアンボンスズメはちゃんと生きているんだろうか?早くみたいなぁ。
 クシバルにいるネズスズメダイも撮影したいけど台風対策に追われてちっとも行けませんでした。。。
 PCも早く直って欲しいしけどお客さんが来れないから収入ないし支離滅裂なログでした。
 来週はちゃんと海へ行けて写真も撮って、まともなログ書きたいっすねぇ〜。


ニセスズメの1種

クレナイニセスズメの仲間で暗がりを好みトンネル内壁の穴や溝から忙しく出入りする。この尾鰭が紫色のヤツ、実はケラマでは非常に多くピンクドティの倍は生息している可能性がある。光を嫌うので撮影は非常に難しいので誰かにライトの外輪を上手に当ててもらうと案外撮れる。最近皆が所持する強烈で明るいのは使えません。最新の論文で学名が付いた噂があるけど・・・?

ニセスズメの1種


ハクセンスズメダイ幼魚

モンツキカエルウオやミヤコキセンスズメダイなどと同環境に生息し巣穴らしき所から激しく出入りする。成魚では背鰭の眼状斑は消え白線も色あせる。スジブチygと似ているが、尾鰭付根上部に黒色斑がないことで区別出来る。行動パターンが単純なので待ち構えていれば撮影は容易。でも、正直こいつ黒色斑があるようにも見えてどっちなのか未だに悩んでいる。

ハクセンスズメダイ幼魚

 
2005年09月11日(日)
強烈な台風14号は南日本の各地を豪雨で襲いかかり甚大な損害をもたらした。
 去ったと思ったら直ぐ15号が発生し、10日現在強風域となっている。
 これからが本格的な台風シーズンなのに先が思いやられる。16号が恐ろしい。

 今週こそは、まともなログにしようと張り切っていたがあまり書くこともない感じ。
 14号の影響で海中はどこも濁っていて魚も何だか少ない気がするし
 海に活気を感じない。って言っても、8/29〜9/10の間3日間しか潜ってない。寂しいねぇ〜。
 家にいる時間が長いけど、撮りためた映画も前回の14号で全部観ちゃったし差し当たり急いですることも無いのでダラダラ生活の日が多い。困ったものである。
 
●クバ南へ行ったらビックリした。だってスゴイ透明度なんだもん。
内海が12m程のところを40m以上の透明度である。驚くのも当たり前だ。
で、アンボンスズメを探しに行ったんだけど・・・やっぱり見付からなかった。
目が痛くなるくらいマルスズメを観たんだけれど、駄目でした。残念。
そのかわりに2cm級のハナゴンベygや群れでいるコビトスズメダイを堪能した。

●デルタの根のデルタスズメygは順調に成長し9匹目デルタとなっている。
近くのスミレナガハナダイyg4匹も順調でオヤジは嬉しい。
そろそろアオスジスズメダイとフカミスズメダイが欲しいと切に願う。
アオスジは以前当たり前のように生息していたけど、最近5〜6年観かけない。
「Damsel Fishes of KERAMA」用のアオスジの写真が撮りたいな。
 
●表紙にしていたアルファの行方が不明になった途端に別のポイントで観つけたがそのアルファも確認できない事態となってしまった。。。
単に移動しているのか、行方不明なのか・・・んー、勿体無いぞ。

今週はこんなところかしら。。。
来週こそは、海の話満載でお届けしたいと思いますが。


ウミシダウバウオ

その名の通り、ウミシダに棲むウバウオでポイントによっては7割強のウミシダで観られる。今時期はひとつのウミシダに4〜5匹いる事もあり
「狭いながらも楽しい我家」が頭に浮かぶ。写真はたまたまシダの表面に出ていて可愛いかったので撮影してみた。気持ち良さげ??

ウミシダウバウオ


夕日

最近台風が近づくと夕焼けがとってもキレイである。これは15号が近づいてきた9日の夕方、あまりにも美しいので自宅2階の窓から撮影した。
見た目に近づけるために、やや補正してみた。こんな時に、良く冷えたビールをクーラーボックスに入れてクシバルビーチへ行くと視界全部が夕日になり自然の素晴らしさを改めて実感するであろう。そんな体験をしたい人は台風前に来島してみよう!

夕日

 
2005年09月18日(日)
 16号が恐ろしいと書いたら16号はベトナム方面へ去っていった。次の17号も恐ろしい!と書けば何処かへ行ってくれるかしら・・・。
 ずーっと真夏でベタ凪な阿嘉島の今週は来週の行事の準備や練習で忙しかった。

 本当にずっと天気も良いし、海も静かでとても仕事がやり易くて助かる。透明度も25m以上あって入って途端気持ち良い水に漬かり、吸う空気も普段より美味く感じて中々よろしい。
 透明度が良いので、遠くにいるイソマグロやサワラ、カツオなどの回遊魚が良く見えてベルをい鳴らして指すのだが、見えない人には見えないらしい。「どうせ森山さんは7cm以下のものしかガイドしないから」などと言われているがこれでも回遊魚好きで地形派である。マンタも好き。
 仕事上は「教えられないと観ることが難しい」生物のガイドを心掛けているのだ。
 みんな大きなハウジングとデジカメ持って潮の当たる根のTOPなどに行きたくないし、写真とっても青カブリでツマランからね。やっぱり美しいウミウシや可憐なエビ、可愛いスズメダイを撮りたいのさ。

●奥武島のカシワの群れはいいよぉ〜。婚姻色出しまくりで美しいィ〜。ソフトコーラルや腔腸類が豊富なので甲殻類もそこそこいる。深場がもう少し充実すればバリバリ楽しいポイントになりそうである。

●冬にはウミウシが沢山いる所。竪穴のずーーっと奥には・・・でかいカノコイセエビがギュウギュウになっていてビックリ。こんな数のイセエビは久しぶりにみた。密漁で大分減ったからなぁ〜。
で、良く観ていたらアカネテンジクダイの幼魚がいた!体長4cm程。
まぁ、大人と変わらんから面白みが無いけど、図鑑には「幼魚は稀」と出ているので価値はありそうである。しかし、写真撮影は光を極端に嫌うので非常に難しい。近くのトマリヒイロもちゃんと撮れないし・・・。
ふと、見上げた小さな穴にサビクダリボウズギスモドキを発見した。これもレア。

●8月に発見したシャープアイピグミーゴビー(だっけ?)は行方不明になった。残念。

●10年来のお客さんグループの「サイトウG」とOCEANUSの10周年記念の合同記念式典をニシハマの水中で行った。一緒に200本記念2名、1300本記念1名も合同でお祝いしてみた。中々味のある式典であったがその中の「胴上げ」というプログラムは結構気持ち良かったぞ。またしてみたい。
その記念式典には旧シーサースタッフの川田チエやオカミエコ、ササムラなどが出席し、久しぶりに会った喜びなどで盛り上がりました。感謝感謝。

このいい感じの状態がいつまで続くことやら・・・
なにやら怪しい熱低が2こ発生してまんがなでんがな。
9月の連休は来ないでくれぇ〜と叫んでみても、お天道さまは意地悪だぁ。
25〜26日くらいには別のところから危険な雲の塊がやって来そうである。
また来週。


アカネテンジグダイ

暗がりを好みライトに過敏なので全身を撮影できたのは初である。ライトを照らしながらデジカメ持ってりゃ撮れないに決まってる。成長すると20cm程になる大型種。写真はやや幼魚。

アカネテンジグダイ


ワラエビ科の1種

その昔、ムギワラエビと呼んでいたやつ。伊豆のとは脚の点々が違うぞと言っていたら何時の間にやら別種になちゃった。生息環境が合致すれば1ポイントで4〜6匹は観つけられるチョー普通種。

ワラエビ科の1種

 
2005年09月25日(日)
 17号は小笠原から八丈島へ向かい今回は難を逃れた。連休中は快晴が続きベタまではいかないが海上も穏やかであった。台風に挟まれて、やや潮が崩れたが大局に影響なし。この後は大陸の高気圧が張り出すので北東風が吹き、やや涼しくなりそうであるが、日中は30度を越える暑さとなりそうだ。
 まだまだ夏が続く沖縄だぁ〜。

 しかし、ハードな1週間であった。
 18日は旧盆でシシ舞、翌19日は敬老会、とんで21日が海神祭でとんで23日は阿嘉小中学校の運動会、25日はゲルマ島の敬老会。その間はズーッとお客さんがそこそこ居て、うちの奥さんと子供達は上記の行事の練習を積み全て参加した。(シシ舞と海神祭はちょっと違うけど)
 オヤジはというと、ずっと仕事だけしていたからマイペースなようでそうでもない。1軒のサービスオーナーの親御さんに不幸があり、そこのお客さんを引き受けた。引き受けたは良いが、出航直前に7名のうち4名が体験ダイビングだと判明しそれからバタバタ劇が始まってしまったのだった。たまたまその場の隣に居合せたモテギくんに体験を担当してもらったり、そこのサービスのお客さんとうちのお客さんと体験ダイビングが相乗りでオケアノス号就航史上最大の乗船人員16名で行った。いやぁ〜、進まないねぇ。
 しかも台風が2個発生していて18号は台湾の南を通過したけど、17号が気になって気になって、ストレスで倒れそうであった中でのバタバタでしたから・・・大変でした。
 でも体験ダイビングも上手くいってみなさんご満悦の様子で島を去っていくのを見ると「無理してやって良かったな」と思えますな。よくカッコ付けて「皆さんの笑顔がエネルギーです」な〜んて言うヤツが居ますが、それは本当のことです。

●久しぶりでマンタが5枚も出現し、大乱舞。翌日はジャンプのパフォーマンスも観れたぞ。。。やっぱりスゴイね。
●最近チビハナダイが良く現れる。アリガーという渡嘉敷のポイントへ今年初めて行ってみたら・・・渡嘉敷の人には悪いけど、サンゴは真っ黒根はボロボロで魚も5年前に比べると半分以下になってしまっている。原因は、那覇からの船が入り過ぎることが一番だ。中性浮力も取れない砂煙ダイバーが何十人も連日入るのだからタマランぜ。死活問題であるわけだから、どうにかしてジツルから入れない様にしないとね。しかし、法的には何の手立てもないのが悔しい!
●一時見なくなっていたアルファがいた。嬉しかった。同時にアカネハゼの成長した姿が確認出来てさらに嬉しかった。ちゃんと3匹いるよ。でも、小さかったハナゴンベは見る見るうちに大きくなって行く。これは寂しい。
●砂地の根には、スカシテンジクダイの稚魚がまたもや湧いてきて強烈な日差しを浴びてキラキラキラキラと美しい。まだワイド行けそうです。
●5mm程のコガラシエビを数匹観かけています。楽しみ。

とまぁ、こんな感じの1週間でした。いつものオケアノスのガイドをあまりやっていなかった1週間でもある。大物リクエストにドリフトもやっちゃって、体験も乗船したし・・・何だかそこらにある普通のダイビングサービスのような1週間だった。でも案外楽しかったよね?オカモトさん。


オニイトマキエイ

いつも船上の人で見られないから寂しい。近くに来たので船の先端から
撮影してみた。この頃オカモトくんは残り4枚のマンタに翻弄されとても楽しいヒトトキを過ごしたらしい。

オニイトマキエイ


イロブダイの幼魚

白とオレンジのカラーリングで目がややギョロ目。女性にとても人気がある。最近2cm〜の個体が目立つようになってきました。大人のオスはとても美しい模様ですが繁殖期以外あまり観られないのが残念。メスは沢山居る。

イロブダイの幼魚

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